前回は若ごぼうを使った、若ごぼうづくしな定食メニューの、
レシピを公開させていただきましたが、どうでしたでしょうか?

今回もレシピと対になるコラムを書いてみました。
あわせてよむ読み物的にお楽しみください。
若ごぼうってどんな野菜?
前回の若ごぼうづくしメニュー。もちろん主役は若ごぼう。
若ごぼうについて
というか、若ごぼう。
買っちゃうと、メイン食材にせざるを得ない。それくらい大きい。
ちなみに人と比べてみましょう。えい。
ほら。大きい。これで一束300円くらい。安い!
なのですが。こういう野菜ってなかなか買う踏ん切りが付かないのも事実ですよね?
まず、食べ方が分からない。その上で分量が尋常じゃない。
まちけい食堂はちょっと変わった食材が好き
まちけい食堂では、そういう野菜を食べる機会をなるべく多めにしたいと思います。
というか、こういう野菜って逆に言えば、食べ方さえわかると楽なんですよ。
何でかって言うと、定番の食べ方があるので、メニューを考えやすい。
まちけい食堂は旬の食材も好き
それは旬の野菜全般に言えることですけどね。
まちけい食堂は意外と旬の野菜とかが好きです。
菜の花を使って春野菜カレーも作りました。

旬の野菜は気候にそって生育できるので、暖房や冷房を使わずに育てられて、
環境に優しい。その上で美味しい、しかも安い。
そういうのも知識としては知ってて、あるにはあるのですが、
でも、そっちはあまり重要視していません。
もっと理念は現実的です。笑
旬の野菜を使うと、メニューの組み立てが楽だからということが第一です。
どこの家庭でも料理担当の人は来る日も来る日も献立を考え、
「今日の晩は何食べよう?」と考えるのが大変。
旬の野菜を食べるのは、メニューが必然的に限定されるので、
夕食決定の解決策の一つでもあるんですよ。
あんまり意識高いことは考えてません。笑
話が戻って若ごぼう
さて。
若ごぼう。大阪府八尾市の特産品だそうです。
というか買って使い方調べるまで知りませんでした。袋には書いてあったんですけど。
何度も言ってますが、こういう「大きい上に使い方がよく分からない」野菜って、
買うのに躊躇しますよね?実際にスーパーで若ごぼうが売ってるのを見て、
「若ごぼう レシピ」とかで検索して、この記事を読んでる人もいると思います。
そもそも若ごぼうとは?
まず、素地がよく分からない。
「若ごぼうって何?普通のごぼうと違うの?」ってなると思います。
そこでいつものwiki解説。
と思ったらwikiなかった。代わりにJAの大阪産の野菜ページを発見。
サイトの一文を引用すると“根を食べる普通のごぼうとは異なり”って記載。
ということは別の品種なのか?それともいわゆる、ごぼうのスプラウト状態なのか?
また追々調べたいと思います。
若ごぼうを3つに解体
で。今回、葉っぱは、混ぜご飯、茎は柳川風。根っこはお味噌汁にしました。
若ごぼうとして1個の野菜なんですが、3種類の野菜が合体した物だと考えると、
調理や献立の組み立てもスムーズです。
葉っぱは大根の葉っぱ感覚、根っこはそのままなゴボウの感覚で使えます。
茎に関しては、フキかセロリかと言った感じ。
というか全体的な見た目もちょっとフキっぽいです。
なので、茎は皮をむく必要があるのか?って思ったけど、
皮をむかなくていいそうなので、そのまま使いました。
若ごぼうは春告げ野菜
ちなみに、若ごぼうは葉っぱも食べることから、
葉ごぼうとも呼ばれているそうです。
ハウス栽培だと1月くらいに出荷し、露地栽培だと4月くらいに出荷で、
春を告げる野菜とも言われているそうです。
菜の花の時にも言いましたが、春野菜ってちょっとテンション上がりますよね?

若ごぼうもエグ味とかあるので、そっち系です。笑
若ごぼうを見つけたら怖がらずに買ってみて
2019年の旬は終わっちゃいましたが、来年2020年以降に、
スーパーで見つけた方はぜひ食べてみてください。
大きいけど切り分ければ、3種類の野菜になると考えれば、
そこまで調理も大変じゃないです。
若ごぼうは関西以外では更なるレア食材
といいながら若ごぼう、近畿以外には実はあんまり流通しないっぽいです。
美味しいくてコスパもいいのに、ちょっと残念。
輸送時に葉っぱに栄養が取られて鮮度を保つのが大変らしいです。
そもそも大きいのでリスクありそうですし。
まぁ大根も人参も同じ理由で葉っぱは外されちゃいますよね?美味しいのに。
というワケで逆に言えば、関東とかで若ごぼうを見かけたらレア度高いので、ぜひ。
付け合わせで作った手羽先チューリップ
今回の若ごぼうづくしで一緒に作った手羽先チューリップですが、
言葉だけでは説明しきれないので、
また機会を設けてイラストや動画で図解したいと思います。
お楽しみに!
ま・と・め!
若ごぼうは葉ごぼうとも呼ばれている大阪府八尾市の特産品。
葉、茎、根ぜんぶ食べられる。
手羽先チューリップについては後日公開予定。
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